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令和6年シーズンを振り返って

  • bgkonomi
  • 1月3日
  • 読了時間: 2分

本日は令和7年1月3日、皆様、明けましておめでとうございます。

本年もベリーガーデン菓實(このみ)をご愛顧の程よろしくお願いいたします。


ところで昨シーズンは極端な不作だったため遂に一度も日記を書くこともなく終わってしまいましたので、シーズンを総括して振り返って見たいと思います。


昨シーズンはその準備段階から樹の状態の異変に気付いていました。それは極端に樹勢が弱くなっており、花芽も少なかったからです。農園では肥料も農薬も使用せず自然のままの樹の状態を見ながら剪定によって管理するという自然栽培を行っているため、昨シーズンは無理に実を取ること(=実が少ない)を考えずに剪定作業を行うとともに樹勢を回復させるべく根域の環境改善のための自然マルチ資材(バーク)を追加しました。その量は荷台に枠を付けて嵩上げした2tダンプで50台ほどにもなりました。

昨シーズンの不作は当園だけの現象ではなく周辺の多くの果樹園(みかん、いちじく、柿、すもも、その他)も同様に発現していることから気候変動の影響を受けている可能性が高いと考えています。

更に一昨年のことを振り返りますと好調なシーズンが終了した後の秋から冬にかけて極端な高温、少雨による乾燥が続き樹への負担が大きく、花芽の形成が遅いだけでなく少なくなってしまったようです。ブルーベリー以外の果物にも大きく影響しているところを見るとこれだけが原因とは思えませんが、昨年はお米の収量にまで影響していますから気候の変化に対応出来る品種や果物への切り替えが必要になるかもしれません。


来る令和7年シーズンに向けての準備を開始した段階では問題は無さそうに見えますので当面は気持ち良く皆様をお迎え出来るように準備を続けたいと思います。


 
 
 

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